『出雲市議会と出雲市建設業協会との意見交換会』

出雲市議会と出雲市建設業協会との意見交換会を、11月19日(金)に出雲市役所議会委員会室で開催しました。
議会からは、萬代議長、板垣副議長をはじめ、建設農林水産委員会・環境経済委員会の正副委員長、そして、意見交換のテーマでもある建設事業予算の確保、入札・契約関係を所管する総務委員会の正副委員長にも出席いただき、協会からは、会長、副会長、理事、監事が出席し、意見交換を行いました。
関係の皆様には、お忙しい中、ご出席いただきありがとうございました。
先ず、「公共事業の事業量確保及び質の充実、入札制度の改正、災害時の緊急性に応じた対応等についての市長要望(10月11日提出)及びその回答(11月12日回答)」について、福代会長が概要を説明し、他の役員からは現状、課題等を詳細に説明しました。
ダンピング対策に向けた低入札価格調査制度の適切な活用や最低制限価格の設定、品確法に基づく予定価格の適正な設定、歩切りの根絶、働き方改革に向けた週休2日制の推進、そして、先の豪雨災害に係る災害復旧工事への対応等、活発な意見交換を行いました。
議会の皆様には、我々建設業界の現状をご理解いただくとともに、市執行部の意見も聞きながらしっかりと対応したいとの言葉をいただきました。
インフラ整備や災害復旧等において重要な役割を果たしている建設業ですが、若年者の入職者が減り、高齢化が進行し、持続的発展が危ぶまれている状況となっています。
この現状を打開し、担い手となる就業者にとって、魅力ある業種として地域社会に貢献していくためにも、引き続き、会員の皆様のご理解、ご協力をお願いします。

2021年12月06日