令和3年度 安全研修会

令和3年度の安全研修会が、当協会と建設業労働災害防止協会島根県支部出雲分会との共催で、9月30日(木)午後13時30分から、ニューウエルシティー出雲において約100名の参加を得て開催されました。

第一部では、出雲労働基準監督署安全衛生課長 田淵和正様から「災害事例から考える 災害防止対策」と題してご講演いただきました。

最初に、最近の労働災害の発生状況、災害発生傾向等の説明をしていただき、出雲管内では、増加傾向になっているとのことでした。

次に脚立及び梯子等のチェックリストの紹介、最近の健康診断状況やコロナ対策について説明をいただきました。この内容が各社の安全活動の参考になればと思います。

第二部では、出雲市役所防災安全課主任 倉瀧一誠様から「出雲市の防災について」と題してご講演いただきました。

最初に7月の大雨被害について、鰐淵地区での川の増水状況の映像、国交省が作成した斐伊川の堤防決壊シュミレーションの映像を紹介されました。近年の気象状況の変化により、どこでも災害が起きる状況となっており、今まで以上に災害対策の意識向上をしなければならないと思います。

終わりに、この度の安全研修会が、会員皆様の安全意識の向上となることを願い、より良い職場環境となることを願っています。


安全委員会委員長 荒川定男

 

 

2021年10月04日