気象庁による講演

8月31日13時30分より松江気象台の熊谷達也次長、渡部滋予報官をお迎えして「気象災害について~気象災害に係る知識の取得と防災意識の向上について」という題目で講演していただきました。

渡部予報官から、近年地球温暖化といった異常気象によって様々な災害が起こっていますが、島根県は地質上花崗岩風化土の山が多くて崩落の危険が高い特殊土壌であることを知りました。また昭和37年、47年、58年の水害事例では土砂崩れ等でたくさんの方が亡くなられた事実に触れ、改めて危機感を持ち土木事業におけるインフラ整備の重要性を再認識しました。

その他竜巻、地震などの情報の通知など命に係わる事象においても重要な役割を持っている気象庁の業務と、我々技術者が災害発生時にインフラ維持、災害対策に動く業務は災害に対して最先端での活動として大いに共通点があると感じました。

今回の講演は来るべき台風シーズン、秋雨前線が活発になる秋口にかけて身を引き締めて準備に当たるためによい心構えをすることができました。

 


 

2023年09月06日